酷暑下+高校野球+クーリングタイム=選手の足がつる?

今年も甲子園で選手の足がつる事態が続出

今年の甲子園でも例年どおりの続出!?
2部制の第2部以降で選手たちの足に異変が起きていた。

デイリースポーツが以下の記事を掲載した。
しゃく熱の甲子園 日中の試合で足つる選手が続出 兵庫県内は熱中症警戒アラート

各新聞社が報じた選手の足がつる原因

しかもその内容では、
霞ケ浦高校の攻撃中の2走で出塁中だった矢田貝選手の足がつるアクシデントに見舞われ、
矢田貝選手は7回の守備を交代した。
また、石橋高校の入江選手の足がつることで、入江選手は6回の守備を退いた。

すでに新聞各紙が過去にも、
選手の足がつる事態が多発していることを報じている。
たとえば中日新聞Webが2023年8月6日に報じた記事だ。
クーリングタイム後に… 足をつる選手が6回に続出、不思議がる野球ファン相次ぐ 「単純に暑さが問題」の声も
2部制の第2部(後半戦)で選手らの足がつる現象を話題に報じている。

かたや読売新聞やスポニチは「暑さ原因説」や「過緊張説」を支持しているようにみえる。
甲子園の魔物は「暑さ」、足つる球児10人以上…白い帽子や首元冷やす対策(読売新聞 2022年8月17日)
今浪隆博氏 高校球児はなぜ夏の甲子園で足がつるのか?「僕なりの答えとしては…」― スポニチ Sponichi Annex 野球(2023年8月18日)

甲子園で選手の足がつる原因とクーリングタイムとの関係の考察

なぜ、選手の足がつるのは後半戦中なのか?
中日新聞も不思議な現象と比喩していたが、
2部制の第2部戦(後半戦)で選手の足がつるという症状が続出している背景に、
「クーリングタイム」後という条件が重なって見える。

そして、選手の足がつる条件は以下のようにbingは答えた。
冷えていると、血管が収縮して血行が悪くなったり、筋肉が緊張状態になったりすることで、足がつりやすくなります

これら踏まえて考えれば、
その理由はやはり明快ではないか?

  • 猛暑下で前半戦を終えて汗をしっかり搔いている。
  • 汗でカルシウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルが龍体から流出する。
  • そこへ休憩中に体を冷却してしまうことで筋肉が収縮する。
  • 腱紡錘の働きが低下し、筋肉が異常に収縮し、痙攣を起こした状態になる。
  • 足る・踏ん張るで常に疲労度の強い状態のふくらはぎで上記が起きた。

と考えれば納得できると思うのは私だけだろうか?

それに、読売新聞やスポニチの論調に対して個人的にではあるが、
経験者目線、若しくはちょっと上から目線のように感じられる。
体づくりの不足など、個人の能力に原因を見出そうとしているように感じられ、
論点がずれているとも感じられるのだ。

けれども、上記のような考え方ではクーリングタイム以降で、
選手の足がつるという現象の説明には全くなっていないので、
私は医学的な根拠を伴うと考えられる「クーリングタイム説」を支持したい。


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